医療用光ファイバプローブ
医療実績あり、光ファイバ加工技術をベースに、最先端のがん治療に活用 近年、がんに対して、「PDT(光線力学的療法)」といった光線照射による新しい治療方法の普及が進んでおります。 日本においても、PDT は 一部のがん治療で実施され、手術や抗がん剤などに比べて患者への負 担が少ないことから注目される先進治療方法となっております。 当社は、光ファイバの加工技術を応用し、PDT半導体レーザ光を極めて均一かつ効率的に放射する光ファイバプローブ(光ファイバディフューザー)を、製造しております。医療機器として採用実績があり、現在プローブを検討されているメーカー様は、是非一度、当社まで御連絡下さい。
製品詳細情報
プローブ種類 | プローブ外観/照射イメージ | ||
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特長
- ビームプロファイルはトップハットの設計
- ビーム径 出力端から照射対象への距離をカスタマイズ可能
- 透過率(光利用効率) 実力80%以上[規格70%以上]
- 生体適合性あり
レーザー光の強度分布を示すビームプロファイルはトップハット形状を基本とすることで凹凸のないプロファイルに仕上げ、病変部位の腫瘍組織に対して、極めて均一かつ効率的に前面照射することができます。 なお、病変部位が屈曲した経路や狭い患部にある場合、「光ファイバプローブ」の前面照射は制限があります。柔軟性があり、均一な拡散光を側面から照射可能なプローブについても製造を予定しています。
標準品
ビーム径
用途(照射部位)に合わせたビーム径の設計(レンズフェルールの変更)
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- 照射角度
- ビーム形状/外径サイズビームプロファイルはトップハット形状を基本とし、著しいダレ、うねり、 凹凸の無いプロファイルの設計に仕上げます。
入射端のコネクタ
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- レーザ装置のプローブ接続口に合わせた、プローブ(光ディフューザー)側のコネクタへ変更。
- 使用者がレーザ装置にプローブ(光ディフューザー)を接続する際の、グリップの良さを配慮した形状に設計。(大きさ、滑り止め加工など)
標準スペックシート
項目 | 内容 |
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最外径 | レンズフェルールΦ1.5㎜ |
ファイバコア外径,NA | コア径:Φ0.4㎜ 被覆径:Φ640㎛ NA≧0.28 |
光照射強度/照射方向 | ビーム径11㎜/前方方向(出射端から照射対象までが20㎜) |
照射強度 | ビームプロファイルはトップハットの設計 |
透過率 | 透過率(光利用効率)実力80%以上[規格70%] |
通過性 | 内視鏡内部通過可能 |
生体適合性 | 医療機器で使用実績あり |
先端外径 | Φ1.5㎜ |
ご参考
当社は側射プローブ(光ディフューザー)を開発しており、近い将来に製造・発売する予定をしています。
- 製品に関するお問い合わせ
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Tel.0774-66-5558