メディカル関連
電線・ケーブルで培った技術から派生した6つの要素技術。
それらの複合化により、医療業界に新たな価値をお届けします。
これから超高齢化社会を迎える中で、医療費削減による厳しいコスト環境や増え続ける看護師業務の効率化といった課題が山積している医療業界。タツタ電線は電線・ケーブルで培った配合、薄膜化、伸線、液体検知、合金化、光ファイバの要素技術を複合化させることで、医療業界に今まで有りそうで無かった価値をお届けします。
OEMサプライヤーとして、高品質、大量生産を実現します。
現在、医療分野へ進出しているタツタ電線。実際に寄せられる依頼に対して、素材の開発から生産まで一貫して請け負っており、そうして生まれた各種製品はすでに高い評価を受けています。
ぜひ、パートナーとしてタツタ電線をご指名ください。卓越した技術力で、期待にお応えします。
自社で素材の開発から製品化まで一貫対応が可能。
電線・ケーブル技術をコアに幅広い分野に進出してきた私たちは、素材や製品の開発だけでなく製品化し、納品するまでを一貫して対応できます。
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企画 Planning製品開発 Development
研究開発(R&D)
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製品化 Productization
製品化
- タツタテクニカルセンター
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最新の研究開発設備を取り揃えたタツタ電線の次世代を担う施設です。新素材開発から、それらの素材を用いた画期的な製品の開発にも取り組んでいます。
製品詳細情報
漏液センサー
透析治療時の安心・安全を向上
大きな問題になっている透析治療中の抜針と血液漏れ。留置針の上にセンサーを埋め込んだ絆創膏を貼付することで、血液漏れをいち早く検知します。
点滴カウンター
センサー技術で1分間の滴下数を的確に自動計測
点滴筒にセットするだけで1分間の滴下数を自動計算し表示。滴下数の調整が簡単に行えます。バックライト付きで夜間でも確認可能。充電式なので電池交換も不要です。
使用方法
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①点滴筒にセット バックライト付きで見やすい画面。
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②滴下調整 滴下数を見ながら、輸液スピードを調整。
人工透析設備の漏液管理システム
人工透析中の液漏れを素早く検知し通知
重大事故の恐れのある、人工透析設備の液漏れ。長年実績のある漏水検知システムの実績を活かし、わずかな液漏れも確実に検知し、通知するシステムを提供しています。
OCT用光ファイバー干渉断層計
新たな診断技術
眼科の診断を飛躍的に向上させたOCT(Optical Coherence Tomography)。現在は循環器科や皮膚科などへの適用が検討されています。コンパクトでありながら精細な断層撮影を支えます。
医療用電線
切れにくいタフな導体開発と自在な樹脂成形技術を応用
導体製造、特殊編組、樹脂配合および樹脂成型、端末加工技術の組み合わせにより、医療現場のニーズに合ったケーブルを提供します。
こんなことにお困りではありませんか?
- 電線が切れてしまった
- 医療事故防止対策に関心がある
- 電線が太くて重たい
- 医療機器の衛生面に課題を抱えている
- 電線が曲げにくい
- 医療従事者の作業効率を改善したい
- 断線が多く、メンテナンスが面倒
- 電磁波によるノイズ対策が気になる
- 電気・光複合ケーブルが欲しい
お客様のご要望から生まれた製品
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軽量EMC対策ケーブル EMC対策に不可欠な電線ケーブル。低周波・高周波の電気ノイズに強いケーブルを開発しました。
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滅菌・抗菌ケーブル 医療現場において感染予防に不可欠なケーブル。お客様の使用環境にあった電線ケーブルをご提供いたします。
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電極ケーブル 耐薬品や皮膚接触など使用環境にあわせたケーブル。耐薬品シースケーブルや皮膚に接触するテープ型電線など。
ISO13485と第三種製造販売業許可を取得
2015年10月12日に安全な医療機器の製造・供給を目的とした、医療分野における品質マネジメントシステム、ISO13485を認証取得しました。
さらに、医療機器の製造販売に必要な第三種製造販売業許可を、2016年8月に取得しました。既に医療機器製造業は、京都工場とタツタテクニカルセンターにおいて登録済みです。これからも品質マネジメントシステムを活用し、お客様に安心・安全で高品質の製品を提供していきます。
ISO13485登録
登録事業者 | タツタ電線株式会社 |
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関連事業所 | タツタテクニカルセンター、京都工場 |
登録活動範囲 | 透析用及び輸液用針の監視センサの設計・開発及び製造 |
登録証番号 | SX 60130685 0001 |
適合規格 | EN ISO 13485:2016 |
登録日 | 2015年10月12日 |
認証機関 | TUV Rheinland |
- 製品に関するお問い合わせ
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Tel.0774-66-5558
1つの医療製品に宿る、タツタ電線独自の3つの技術
電気の通るフィルムの技術 タツタ電線は、世界で初めて機能性ペーストのフィルム化に成功。今や世界のスマートフォンに使われています。その技術を活かして、各種医療用センサーの開発に役立てています。
電気の通るペーストの技術 「電気が通る樹脂、接着剤」と言われる機能性ペースト。そこで培ったペースト化・印刷技術を、漏液、温度センサーなどに応用。フィルム・不織布のような素材にも印刷可能です。
センサー技術 これまでのセンシング、検知する、に加えて「知らせる」プロセスにも注力。この3つのプロセスを自社で解決できる強みを、透析ルームの漏水検知センサーなどにも応用しています。