現在、コンゴ民主共和国(DRC)をはじめとした紛争地域諸国および高リスク国で児童労働などの非人道的な活動を行っている組織の資金源となる恐れのある錫(Sn)、タンタル (Ta)、タングステン(W)、金(Au)、コバルト(Co)、マイカなどの鉱物問題は重大な社会課題として認識されております。 金ボンディングワイヤをはじめとしたボンディングワイヤ製品につきましては非人道的活動につながる紛争鉱物を使用しない責任ある鉱物調達の取り組みを推進するため、方針として以下の取り組みを行います。

• 非人道的活動につながる紛争鉱物を使用しません。
• 対象鉱物を使用している原材料に関しては、第三者機関の監査を受審し適切なサプライチェーンである認証を受けた適合精錬所からの調達を推進します。
• 業界標準規格に基づいた調査を行い、対象鉱物が適合精錬所から調達されていることを確認します。
• 対象鉱物が適合精錬所以外でリスクのある精錬所から調達されている場合には、一次購入先様に適合精錬所からの調達をお願いします。
• 紛争鉱物に限らず、非人道的活動につながる原材料であることが判明した場合は、直ちに使用を停止して対策を計画、実施します。