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その他分析

室内空気環境測定(シックハウス測定・検査)

近年における住宅は、構造が高気密・高断熱化のために室内空気が建築材料などから放散された化学物質によって汚染されやすくなります。

特に、新築やリフォーム後の住宅では、入居者に目や鼻の痛み・頭痛・めまい・吐き気といった症状が現れる『シックハウス症候群』が大きな社会問題となったことから、弊社ではこれらシックハウス症候群の原因となる物質の測定、評価にも対応しています。

  • 室内空気環境測定の事例
    1. マンション・戸建て住宅/保育園・保育所/学校/図書館/病院/オフィス・商業ビル
  • 主要分析機器
    1. ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)
    2. 高速液体クロマトグラフ(HPLC)

騒音・振動測定

  • 騒音・振動とは

    私たちの日常生活に人為的な音や揺れが加わると、不快な音(騒音)や揺れ(振動)に変わり、心理的、精神的な負担が生じ、健康で快適な生活環境が奪われてしまうことになります。このような事態を避けるために、法令等によって環境基準、規制基準が定められ、人の生活環境を保全するための措置が講じられています。

  • 騒音・振動測定の事例
    1. 一般環境
    2. 道路交通
    3. 工場・事業場
    4. 建設作業
    5. 鉄道・航空機
  • 主要分析機器
    1. 精密騒音計
    2. 周波数分析計
    3. 振動レベル計

POPs(Persistent Organic Pollutants:残留性有機汚染物質)分析

POPsとは、環境中での残留性、生物蓄積性、長距離移動性、人の健康や環境への悪影響を有する化学物質であり、人の健康と環境を保護する目的で2004年5月17日に「ストックホルム条約」(POPs条約)が発行され、国際的に規制されています。

日本国内では、POPs条約で掲げる物質の製造、輸入および使用の禁止については、化学物質の審査および製造等の規制に関する法律や農薬取締法により規制しています。

また、ごみ焼却などに伴って発生するダイオキシンなど非意図的生成物については、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、排出規制や削減計画の策定を行っています。

弊社は、ダイオキシン類分析の実績と経験の蓄積を礎に、各種媒体における様々なPOPs(ドリン類、DDT類、HCH類、クロルデン、ヘプタクロルなど)の分析にも対応しています。

  • POPs分析の事例
    1. 排ガスと焼却灰
    2. 土壌および埋設物
    3. 排水、河川水
  • 主要分析機器
    1. 高分解能ガスクロマトグラフ質量分析計(HRGC/HRMS)

農薬分析

農薬とは農作物を病害虫、雑草などの有害生物から守り、農業における生産性を高めるために用いられる薬剤を指します。

農薬は、使用方法を誤れば、人や環境に対し重大な被害を招くおそれがあります。人や環境への被害を未然に防止するため、各関係省庁は、公共用水、土壌、産業廃棄物および食品等についてそれぞれ規制基準値を定めています。

弊社では、これら規制対象農薬をはじめ、新規登録された農薬に至るまで、幅広く分析を行っています。

  • 農薬分析の事例
    1. 水質(ゴルフ場排水・工場排水・公共用水域・処理水・飲料水等)
    2. 土壌(農地土壌・処理土壌・河川底質等)
    3. 産業廃棄物(燃え殻、ばいじん、汚泥)
  • 主要分析機器
    1. ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)
    2. 高速液体クロマトグラフ(HPLC)

油汚染調査

土壌の油汚染に対する為本的な考え方については、土壌汚染対策法とは別に環境省により「油汚染対策ガイドライン」としてまとめられています。

これは、油臭や油膜による不快感や違和感といった「生活環境の保全」に力点を置いて環境評価を行うものです。

  • 油汚染調査の事例

    TPH(全石油系炭化水素)分析

    油汚染が鉱物油によるものか否かを判定し、定量的に把握(実績2.000検体/年以上)

  • 主要分析機器
    1. ガスクロマトグラフ-水素炎イオン化検
      出器(GC-FID)
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