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電気の学びを活かし、インフラを支える
メーカーの技術者を目指して。 -
学生時代は電気を専攻し、インフラを支えるメーカーの技術者を目指して就職活動を行っていました。いろいろな企業を調べる中でタツタ電線を知り、専攻していた電気分野の学びを活かせると思ってエントリー。面接時に感じた社内の雰囲気の良さも印象的で、最終的に入社を決めました。
ただ、電線・ケーブルは電気だけでなく、化学の知識も必要となる分野。実は、化学は少し苦手なんです。でも入社してからは、周りには多くのスペシャリストの先輩方がいて、わかりやすく教えていただける環境に恵まれました。質問や相談に快く応じてくださる方ばかりで、わからないことを気軽に聞けるので、とても助かっています。

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生活に直結する製品を考え、形にする。
これこそが、この仕事の醍醐味。 -
現在、電線・ケーブルの設計や新製品の開発に携わっています。顧客の要望に応じて製品を開発・改良することも重要な仕事の一部で、材料化学に特化した方と協力しながら進行しています。わたしたちの生活に深く関わる製品の仕組みや需要について考え、理解を深められる点が、この仕事の醍醐味だと思います。
製品開発には技術的な視点が軸となるため、さまざまな部署とコミュニケーションを取り、協力しながら進めることが必要不可欠。数年単位の長期案件もあり、無事に完了した際には大きなやりがいを感じます。社内での製造が難しい製品を担当することもあります。最大のテーマは、いかに効率的に作り、いかに品質を担保するか。製造サイドとの調整が頻繁に発生することもありますが、その中でコミュニケーション力を培うこともでき、貴重な経験となっています。

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コミュニケーションを取りやすい環境が、
部署内外でのスムーズな連携につながる。 -
周りは若い社員も多く、仕事の話もプライベートの話も楽しくできる環境。気さくな方が多く、毎日楽しく働けています。社内のコミュニケーションにおいて心がけているのは、メールや文章だけでなく、直接顔を見て話すこと。お互いの表情がわかり、話も伝わりやすいように思います。また、製造に関わる部署も同じフロアにあるため、物理的な距離が近く、気軽に話しかけやすい点もコミュニケーションの円滑化につながっています。
さらに、部活動が盛んなのも当社の特長。私自身、バドミントン部に所属しており、キャプテンを務めています。本年度から実業団に加入し、チーム一丸となって上のリーグを目指して練習に励んでいます。現在、部員は20名弱。仕事では関わりのない方とも部署の垣根を越えて活動できる貴重な機会であり、リフレッシュにもなっています。

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冷静さと経験値、そして専門性を高め、
後輩を導く頼れる先輩へ。 -
現在は先輩方に助けていただくことが多い毎日ですが、少しずつ、自分が後輩を引っ張る立場にならなければという意識も芽生え始めてきました。後輩への的確な指導や、気軽に相談できる雰囲気づくりを心がけながら、頼れる先輩としてチームの成長に貢献していきたいと思います。
そのために必要だと感じているのが、冷静さと経験値。工場での試作中は、予想外の出来事やトラブルが起こることも少なくありません。どんな状況でも落ち着いて対応できる力と柔軟な心構えを身につけることが、1つ目の目標です。
2つ目は、電気の分野だけでなく苦手な化学についても深く学び、専門性を高めて仕事に活かしていくこと。これらのスキルを磨くことで、より幅広い視点からチームを支えられるようになりたいです。


- タツタを道にたとえると?
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「地図のない道」です。進まなければ何も変わりませんが、進めばそこに地図が描け、新たな技術力となります。そうやって先輩方が描いてきた地図を参考に、自らも方角を確認しながら進めば、目的とする製品を作り出すことができます。そして、これまでに描かれた数々の地図を繋ぎ合わせることで、更に新たな技術を見出すことができるのだと思います。
