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大気分析・環境大気・悪臭分析

大気分析・環境大気・悪臭分析とは

工場・ビルのボイラーや焼却炉などの排ガス、また、それらの中に含まれる人の健康を損なう可能性のある物質、そして人が不快に感じる様々な臭いなど、私たちが生活する環境には、様々な規制があります。

弊社では、これら規制を順守し、公害による被害を防止するため、排ガスや環境大気中の有害物質を測定し、環境への影響を評価します。この他、工場、事業場の敷地境界線における悪臭物質(22物質)の分析や人が不快に感じる様々な臭気測定も行っています。

  1. 1. 大気分析測定

    大気汚染防止法の適用を受けるボイラー、焼却施設などの排ガスの有害物質を測定し、環境への影響を評価します。測定項目は、ばいじん、SOx、NOx、塩化水素やベンゼン、キシレン、テトラクロロエチレンなどの揮発性有機化合物(VOCs)です。

  2. 2. 環境大気測定(有害大気)

    有害大気汚染物質とは、大気汚染防止法において「継続的に摂取される場合には人の健康を損なう恐れがある(長期毒性を有する)物質で大気の汚染の原因となるものであり、同法による工場・事業場規制の対象物質を除くもの」として規定されています。測定項目は、ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどの有害大気汚染物質です。

  3. 3. 悪臭測定

    悪臭防止法に基づき、工場、事業場の敷地境界線における悪臭物質(22物質)の分析や嗅覚測定を行います。分析方法は、ガスクロマトグラフや吸光光度計を用いる機器分析法と人間の嗅覚を利用して、複合臭に対する臭気の強さを数値化する嗅覚測定法(臭気指数の測定、官能試験)があります。

    本法では、都道府県知事が住民の生活環境を保全する為に悪臭を防止する必要があると認められた地域を「規制地域」に指定することになっています。

    例外に大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市、北九州市、札幌市、川崎市、福岡市、広島市、仙台市及び千葉市などは指定権限を擁している。

大気分析・環境大気・悪臭分析の事例

  1. 1. 大気分析測定

    各種工場などの排ガス測定(焼却炉・乾燥炉・局所排気等)プラントメーカーにおける各種性能試験

  2. 2. 環境大気測定(有害大気)

    地方自治体の年間環境調査業務(環境大気中のベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタンの分析)

  3. 3. 悪臭測定

    工場における悪臭測定(発生源、排水、敷地境界など)悪臭物質及び臭気指数測定

主要分析機器

  1. ガスクロマトグラフ-水素炎イオン化
    検出器(GC-FID)
  2. ガスクロマトグラフ-炎光光度検出器
    (GC-FPD)
  3. T-VOC(全揮発性有機化合物)分析計
分析イメージ
ハイボリウムエアーサンプラー
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